プレミアムウォーターの天然水料金だけ消費税が8％なのはなぜ？

プレミアムウォーターの料金にかかる消費税でお水だけ8%なのはご存知ですか？
一方サーバーのレンタル代金は10％になっています。

この違いはなんなのでしょうか？

私自身消費税について全く理解していなかったので今回調べてきた内容をお伝えしていきます。

私の疑問

上の画像の赤い四角で囲ったところに、

※天然水の料金は消費税8％、ウォーターサーバーレンタル料・天然水の送料は標準税率10%を適用しています。

とありますが、なぜ天然水は消費税が8%で、レンタル代や送料は10%なのだろうと疑問に思ったので今回調べてみました。

消費税には2種類ある

2019年10月1日の消費税法改正によって、消費税は8%から10%へと引き上げされました。

その中で一部の品目に対しては軽減税率といって従来の8%のままになっているものがあります。

よって現在（2023年10月現在）の消費税には10%と8%の2種類が存在することになります。

消費税「導入」と「増税」の歴史｜nippon.com

軽減税率とは？

ではこの軽減税率とはいったいなんなのでしょうか？

生活に欠かせない品目については軽減税率が適用されて8％、それ以外の品目は10％の消費税率とされています。

酒類と外食を除く飲食料品

要するに、所得や年齢にかかわらず多くの人々の生活に不可欠なアイテムは、軽減税率の適用対象であるということです。

”軽減税率”＝”私たちの生活を苦しくさせないためのお助け制度”のようなイメージですね！

お店の中で食べるかお持ち帰りするかで消費税が違う

お店の中で食べる場合とお持ち帰りする場合でも税率が違うんです。

なので、500円のハンバーガーセットを買ったすると、店で食べる場合は550円、お持ち帰りする場合は540円と10円の差ができるわけです。

同じものを買っているのに、それを食べる場所によって消費税が変わってしまうんです。

お酒はアルコール度数で決まっている

酒類とは酒税法に規定されたものをいいます。
酒税法ではアルコール分が1％以上のものを酒類としています。

お酒は生活必需品ではないということで消費税が10%になっています。
（お酒好きな私には少し辛いです・・・）

みりんとみりん風調味料について

みりんにはみりんとみりん風調味料というものがあることをご存知でしょうか？

これがなかなか面白くて、

みりんはアルコール分1％以上、みりん風調味料は1％未満なのです。

ということはみりんは酒類に分類されるので消費税が10％、みりん風調味料は消費税が8%となるわけです。

いやいやみりんをお酒として飲む人はいないよ、と言いたくなりますが、あくまでアルコール度数で分類されているのでそのような分け方になってしまうみたいですね。。

水道水と天然水の消費税の違い

これもまた面白い話で、水も種類によって消費税が違うんです。

プレミアムウォーターを初め、各ウォーターサーバーで使用する天然水は、飲むことを前提としているので軽減税率の対象になります。

しかし、水道水は飲食料品にあたらないとして、10％の消費税になるんです。

水道水も飲むことができますが、お風呂を沸かしたり茶碗を洗ったりなど飲む以外の用途でも使うため、軽減税率の対象外となってしまったそうです。

プレミアムウォーターの消費税は？

以上の話を踏まえてプレミアムウォーターの各料金の消費税を見ていきましょう。

お水の料金は先に説明した軽減税率の適用によって8%になっています。

サーバーレンタル料金や送料などは、飲食料品に該当しないため軽減税率の対象外となっており10％消費税がかかってくるということになります。

まとめ

今回はプレミアムウォーターでお水だけ消費税が8％なのはなぜ？という内容で説明しました。

今まではなんとなく消費税って8%と10%に分かれているというくらいにしか意識していなかったのですが、その意味を知るとなるほどな！と思いました。

生活に必要な飲食料品に対して8%の消費税になっていることで、私たち消費者の負担が軽減されているということですね。

残念ながら私が好きなお酒は消費税が10%ですが、プレミアムウォーターの天然水料金には軽減税率が適用されているのでラッキーでした！

今回取り上げた以外にも消費税には面白い事例がたくさんありましたので興味がある方はぜひ調べてみてくださいね。

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